例えば、このように年に3回中途採用を行ったとします。
わかりやすくするために、
・毎回応募は30人あった
・毎回1名を採用した
とします。
トータルで90名の応募で3人を採用したわけですが、採用しなかった87人をタレントプールとしてアプローチしていきます。
アプローチの手段はLINEを使います。
そのためには、まず応募者とLINEで友だちになる必要があります。
方法は実に簡単で、HPや求職サイト、その他の募集ツールに友だち追加のリンクを貼るかQRコードを表示するだけで、特に費用は発生しません。
LINEで友だちになれば後は適切なタイミングでメッセージを送ります。
前々回採用に至らなかった29人の中には、あのときは縁がなかったけど、今だったら、という人材がいる可能性があります。
それを目的に定期的にアプローチするのですが、この29人には獲得するための費用がかかっていない点は非常に重要だと思います。
そしてこの人たちは、過去御社に何らかの興味を示した人たちです。
でも多くの企業はこの人たちにアプローチしていないのでもったいないと思います。
また、企業側も募集条件が変更になる場合があります。
そんなときも、この人たちに「今度こんな募集をするけど、どうですか?」と声をかけるべきだと思いませんか?
さて、ここまでご覧いただいた方の中には
「そう言っても理由があって不採用にしたのだから、そんな人に再アプローチしたらむしろトラブルになるのでは?」
と思われた方もいると思います。
これには、2つの対策があります。
①LINEでセグメント管理する
ㄴ応募者を応対状況等によってグループ分けします。
・対応不要グループ
・検討中グループ
・脈ありグループ
のような感じです。
②ミスマッチの応募を減らす
業務内容や求める人材をきちんと理解してもらうために「採用マンガ」を制作します。こちらの意図がきちんと応募者に伝われば、必然的にミスマッチは減っていきます。
《マンガ例》
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